「あなたの絵をルーヴルで!」 アマチュア画家を狙う高額出展料ビジネスの巧妙手口…「月刊美術」編集者が解説
「『あなたの絵を見ました』『素晴らしいです』と書かれたメールが届くと、専門家に認められたと思って舞い上がってしまう人もいるかもしれません。しかし、それこそが罠なのです」
こう言うのは、美術業界の事情に詳しい、「月刊美術」編集者の西村孝俊氏だ。西村氏が続けてこう言う。
「パリのルーヴルと聞くと、多くの方はルーヴル美術館を連想するかもしれません。しかし、ルーヴルという名前がつく施設は美術館周辺にたくさんあります。つまり、ルーヴルで展示といっても、会場が“ルーヴル美術館ではない”ということにまず注意が必要です。
ルーヴル美術館には商業施設が隣接しています。勧誘に使われるアートイベントは、そこで展示されることが多いのですが、ルーヴル美術館で展示されると勘違いしてしまう人が多い。実際、ブログやSNSに『私の作品がルーヴル美術館で展示されることになりました!』と書いている人を見かけたことがありますから」
■高額な費用に見合うだけのリターンはあるか


















