「あなたの絵をルーヴルで!」 アマチュア画家を狙う高額出展料ビジネスの巧妙手口…「月刊美術」編集者が解説
もし、業者から連絡があった場合はどうすればいいのだろうか。西村氏は、「すぐに返事をせず、まずは信頼できる誰かに相談するようにしてください」とアドバイスする。
「アマチュアでも、新人画家でも、将来展示を行いたいと考えている人であれば、業界内に信頼できる人を一人は見つけておくべきです。画商や、百貨店の美術担当の人でもいいし、美術館の学芸員でもいい。美大生であれば、担当教授や、活躍している卒業生がベストです。
振り込め詐欺などと同じで、すぐに契約してはいけません。まずは一歩立ち止まって、業界のことを知っている人に相談するようにすれば、怪しい話に引っかからずに済みます」
西村氏が編集を務める「月刊美術」では、今年からクリエイター向けに、画廊や画商との付き合い方を学べる「アート未来塾」という講座を開催しているとのこと。東京・銀座の「クリスマスアートフェスタ」や大阪の「フェスタート」、岐阜の「画廊めぐり」といった各地域のイベントも、人脈作りや業界のことを深く知るヒントが得られる機会として役に立つという。
(取材・文=山内貴範)


















