薬か危険ドラッグか…トランプ政権も揺るがす天然ハーブ「クラトム」とは?
最近SNSで、青い小瓶のウェルネスドリンクがやたらと目につきます。商品名は「フィール・フリー」、一見ちょっと気分を上げる健康ドリンクに見えますが、原料となる東南アジア由来のハーブが注目を集めています。「クラトム」と呼ばれるそのハーブは薬なのか、それとも過剰摂取を引き起こす麻薬なのか? 若者からトランプ政権のトップ官僚を巻き込んで、議論は政治問題にまで発展しているのです。
クラトムは、粉末から液体、錠剤まで様々な形態で、ウェルネスショップからガソリンスタンド、コンビニなどで広く売られています。少量では、眠気を飛ばすなどカフェインに似た効果を。多めに接種すれば、痛みの軽減から不眠の解消、リラックス、多幸感を得られるなどの効用が挙げられています。
問題は、クラトムには依存や離脱症状を引き起こす可能性があり、過剰摂取による重篤な中毒や死亡例も報告されていることです。
クラトムの主成分はヘロインやフェンタニルなどの麻薬と同様、脳のオピオイド受容体に作用します。例えば「フィール・フリー」に関しては、お酒の代替のつもりで手を出したのが、気づいたら強い依存症になっていたという、若者のSNS投稿が目立ちます。
■関連記事
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 男女平等「世界117位」の日本、古代は先進国だった? 16代の天皇のうち8代が女性だった「女帝の時代」
-
地名で分かる災害リスク (3)東京・港区愛宕の「アタ」も横浜・野毛の「ノゲ」も崖地 首都圏沿線の「丘」「台」は崩壊地名の可能性
-
世界初VTuber「キズナアイ」誕生10年 1260億円市場を生んだ開発者に聞く 2018年まで主流だった3Dモデルの製作費は3ケタ万円、「キズナアイ」が手掛ける地方創生と秋田の関わり
-
独身者5割時代へ あなたは結婚したい? 「あの人、もったいなかった…」ではもう遅い! 婚活男性を次々断る“ポイポイ婚活”女性の落とし穴
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 ドヤ街「山谷」の憩いの場・玉姫公園で見た異様な光景 「倒れている人がいるのが当たり前」という“異世界”を目の当たりに
-
人生100年時代の歩き方 林真理子が語る70歳のたしなみ【後編】日大理事長を引き受けて「こんなはずじゃなかった」と苦笑いした理由


















