新浪剛史氏の辞任から続くトップ空席…財界では経済同友会「不要論」の囁きも

公開日: 更新日:

 かつて「財界の鞍馬天狗」と呼ばれた日本興業銀行の中山素平氏や「企業の社会的責任」を唱えた東京電力の木川田一隆氏ら同友会のそうそうたるメンバーは、首相や閣僚にもズバズバ意見をしていたが、近年で政界にも発信力があったのは新浪氏くらいだ。

■OBらも嘆く

 だから、いま経済界で「同友会は、もう要らないのではないか」との囁きが出ている。最近は外資系企業やコンサルタントのトップらが同友会の要職に増えているが、経営者としてはいい線いっていても、各界への影響力に乏しい。

 だから、不要論も出る。存在感も薄い。

 トップが2カ月以上も空席で、何も困らない。同友会で代表幹事や副代表幹事を務めたOBらも、そこを嘆いている。新しい代表幹事は年内に決まる予定だが、驚くようなスター経営者に決まることは期待しにくいね。

 いや、野球でも最後に逆転満塁本塁打が出ることもある。もう少し、見届けよう。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風