新浪剛史氏の辞任から続くトップ空席…財界では経済同友会「不要論」の囁きも

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 かつて「財界の鞍馬天狗」と呼ばれた日本興業銀行の中山素平氏や「企業の社会的責任」を唱えた東京電力の木川田一隆氏ら同友会のそうそうたるメンバーは、首相や閣僚にもズバズバ意見をしていたが、近年で政界にも発信力があったのは新浪氏くらいだ。

■OBらも嘆く

 だから、いま経済界で「同友会は、もう要らないのではないか」との囁きが出ている。最近は外資系企業やコンサルタントのトップらが同友会の要職に増えているが、経営者としてはいい線いっていても、各界への影響力に乏しい。

 だから、不要論も出る。存在感も薄い。

 トップが2カ月以上も空席で、何も困らない。同友会で代表幹事や副代表幹事を務めたOBらも、そこを嘆いている。新しい代表幹事は年内に決まる予定だが、驚くようなスター経営者に決まることは期待しにくいね。

 いや、野球でも最後に逆転満塁本塁打が出ることもある。もう少し、見届けよう。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

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