吉野家の牛丼並盛が280円だった時代…今は498円、物価上昇だけでは説明できない価格差とは?
牛丼が戻った後も、価格は揺れ動いた。13年4月には並盛を280円で販売する価格改定を実施。14年には牛肉の熟成期間やタレの配合を見直すなど、商品の変更も続けた。
そして近年は、値上げが続いている。25年4月には、店内飲食の牛丼並盛を税込453円から498円へ改定。45円、約9.9%の引き上げとなった。
26年10月には牛丼並盛を税込398円で販売する期間限定キャンペーンも実施したが、通常価格は498円だ。
01年の吉野家の280円と26年の498円を比べると、上昇額は218円、上昇率は約77.9%となる。
■では、あの280円は今の物価に置き換えるといくらなのか
総務省の消費者物価指数(全国・総合)で計算すると、01年の指数は86.3、25年は100。280円を25年の物価水準に換算すると約324円となる。26年の通常価格498円は、物価全体の上昇を反映した金額より約174円高い。
牛丼の値段をめぐる変化は、吉野家だけではない。松屋も牛めし並盛の価格を大きく変えてきた。2000年9月には400円から290円に値下げし、BSE問題で04年2月に販売を一時中止。同年10月には390円で販売を再開した。12年1月には280円へ引き下げたが、23年3月には380円から400円に値上げ。その後も値上げが続き、今年10月13日には460円から480円になった。


















