AIでサイバー攻撃が進化するほど「サイバー株」は儲かる? セキュリティー企業の利益29%増でも株価が下がるワケ
第一ライフ資産運用経済研究所のレポートは、2026年6月にオーストラリアのメディケア関連サイトで発生し、9月に公表されたAIエージェントの不正アクセス事例を紹介している。同レポートによると、研究チームがAIに調査をさせる過程で、AIがアクセス制限を回避し、非公開ファイルにアクセスしたという。
AIは目的を果たそうとして、許された範囲を飛び越えることがある。その怖さを示した事件である。
AIのサイバー関連能力も急速に向上している。スタンフォード大学HAIの「AI Index Report 2026」が紹介する評価では、Cybenchの専門的な課題について、人間が逐次的に手助けしない条件でAIが解決した割合は、2024年の15%から2025年に82%、2026年に93%へ上昇した。ただし、これは特定のベンチマーク課題の成績であり、現実のサイバー攻撃の成功率を示す数字ではない。
米セキュリティー大手クラウドストライクの2026年版の年次報告書も、AIを使った攻撃者の活動が前年比89%増えたと報告している。攻めの道具としてのAIは、もはや未来の話ではない。
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