セレソン陰の功労者ルイス・グスタボ “いぶし銀” の存在感

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 それでも今回監督のスコラリはルイス・グスタボをチームの核に据えた。スコラリはW杯という短期決戦で、不用意に失点することの怖さを熟知しているのだ。

 中盤の選手起用は試合結果に直結する。先週、日本代表のザッケローニ監督は、コートジボワール戦で、中盤の長谷部誠に代え、攻撃的な遠藤保仁を入れて失点を喫したことは記憶に新しい。

 日本よりも攻撃に自信があるブラジル代表の監督が、これほど慎重になっている。それだけ優勝の期待が大きいのだ。ブラジルは現地18日(日本時間19日)、メキシコ代表と対戦する。ルイス・グスタボの献身的な守備が勝負を分けることになるだろう。

文・田崎健太(ノンフィクション作家)

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