矛盾だらけの選手起用と采配 巨人4連敗は原監督の“人災”

公開日: 更新日:

野球は点取りゲーム。守っている時は安打を打たれても点をやらない。攻撃はどういう形でもホームを踏む。そういう執念が必要」と力説したが、選手に「執念」がないのは誰のせいなのか。

 原監督は先日、知人に4番をコロコロと代えることに賛否両論あると指摘されると、「動かなかったら、もっと負けてますよ」と答えたという。

 巨人がダントツの戦力を抱えているのはだれもが認めるところ。ジッとしていれば白星が転がり込んでくるのに、それができない。いや、あえてしないのかどうか。

■「原は変わったことをしたがる」と野村克也氏指摘

 やることなすことすべてが裏目に出たこの日に限らない。内野を5人で守らせる奇策が敗因につながったこともある。

 開幕前、さる球界関係者から巨人は戦力があるし、今年もぶっちぎりじゃないですかと問われたときも、「そう言いますけどね……」と言って、一皮むけば内情は厳しいと、しきりにウチは戦力がないと強調したそうだ。

 楽天の野村克也元監督は、「原は目立ちたがり屋。変わったことをしたり、変わったことを言おうとする」と語ったことがある。要するに虚栄心の塊だと言いたいのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景