巨人と敵地初3連戦 広島投手陣が「東京ドーム」を恐れぬ理由

公開日: 更新日:

巨人打線低迷で自信

 とはいえ、昨季の東京ドームでのチーム打率は.249。それほど打ってはいない。その代わり、投手陣が防御率2.81と踏ん張っていた。これが善戦の要因だ。広島のある投手が言う。

「これまではセのどこの投手も、狭い東京ドームで巨人相手に本塁打を打たれないよう、おっかなびっくり投げていた。こすったような打球でもスタンドに届いてしまうことがある。その結果、際どいところを狙い過ぎて四球。走者をためてドカンと一発を食らうのが巨人に負けるパターンだった。それが、巨人打線は昨年からずっと不振。投手コーチと『東京ドームの巨人戦でも基本的には(ストライク)ゾーンで勝負しよう』と話し合ったことがある。それに今の広島は若いチーム。選手に東京ドーム恐怖症はありませんよ」

 原監督が本当に警戒しているのはこの投手力だ。広島のチーム防御率は2.31でリーグトップ。巨人は広島戦の打率が.223で中日戦の.219に次いで悪い。12日の先発を任される前田と野村に2敗ずつを喫し、大瀬良に1敗で計5敗。3人の巨人戦の防御率は、それぞれ0.43、2.08、2.42。「野球は投手力」は原監督の持論である。駒が揃う広島投手陣が、巨人だろうが東京ドームだろうが、臆せず向かってくることが何より嫌なのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る