未成年で飲酒3度 ベイ山本の球団処分に「軽すぎる」の声

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 連日、不祥事でにぎわうスポーツ界。体操のパワハラ問題が大々的に取り上げられる中、野球界でもひっそりと事件が起きていた。5位に低迷するDeNAだ。

 先月30日、ドラフト9位の新人捕手、山本祐大(19)が未成年ながら飲酒していたことが発覚したのだ。28日に外部からの情報提供があり、事情聴取。聞き取り調査の結果、4月から3回ほど飲酒したことが分かった。

 球団が山本に科したペナルティーは「厳重注意と今季終了までの外出禁止」。練習や試合には今まで通り出場できるという処分だった。発覚当時、山本は二軍。聞き取り調査を受けた29日には、横須賀でファームの公式戦に出場していた。

 これに「処分が軽すぎるのでは」という批判の声が少なくない。他球団の関係者が呆れ顔でこう言う。

「危機管理に対する考えが甘い。DeNAだからこんな軽い処分で済まされるのだろう。これが巨人阪神だったらあり得ない話だ」

 巨人や阪神だから厳しい、というわけではない。2014年に未成年飲酒と喫煙が発覚した西武の相内誠は「6カ月間の対外試合出場停止」「ユニホーム着用禁止」の処分が下された。今年2月に未成年喫煙が発覚したドラフト1位の西武・今井達也でも「3カ月の対外試合出場停止」になっている。

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