数字残して当たり前…阪神FA西に浴びせられるドギツい洗礼

公開日: 更新日:

 さる阪神OBは、「阪神の生え抜きで、絶対的な守護神だった藤川球児でさえ、胃薬を飲みながら投げていた。鳥谷敬なんて、余計な雑音を耳に入れないために、ニュース記事はほとんど読みません」と明かす。

 新井貴浩城島健司ら大型契約で入団した「外様選手」に対しては、さらに風当たりが強くなる。4年16億円ともいわれる大型契約で阪神入りする西も、ちょっとでも勝てなくなれば、球場はおろか、街中で出くわしても、強烈なヤジを浴びせられるだろう。

「阪神とオリックスでは雲泥の差がある」

 とは、さるオリックスOB。

「新井は阪神時代、不振が続いて自分の子供まで学校の友達から“口撃”を受けたと聞いた。元阪神監督の岡田彰布がオリックス監督になったとき、遠征前に駅で担当記者と雑談。『(ファンが)ようさん、来とるやろ』と大勢に囲まれると思ったが、駅にはしかし、ファンらしき人はほとんどおらず、記者も返す言葉を失ったそうだ。阪神では移動便まで把握して追っかけてくるファンがワンサカいるけど、オリックスの選手は、大阪や神戸で飲み歩いても少々のことで騒がれることはない。阪神の選手は街を歩こうものなら、すれ違いざまに『頑張ってや』と肩を叩かれる。選手はキタやミナミではなかなか飲み歩けない。私生活もマスコミや一般人からウの目タカの目で見られるわけですから」

 西は相当な覚悟をしておいた方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層