著者のコラム一覧
田口光久サッカー解説者

1955年2月14日生まれ。秋田県出身。秋田商高から三菱(現浦和)入り。76年に日本代表入りを果たし、日本代表Aマッチ59試合に出場。B、Cマッチを含めると161試合で代表守護神として活躍した。現役を引退する84年まで代表主将を務め、引退後は秋田経法大付属高、青森山田高、遊学館高、国際学院高サッカー部監督を歴任した。

恐るべし36歳 GK川島は東京五輪オーバーエイジの有力候補

公開日: 更新日:

 23分の場面では、ペナルティーエリア左角付近の相手に渡し、至近距離からシュートを打たれてしまった。もっとも川島は横っ跳びセーブなど素晴らしいパフォーマンスを披露し、私の周囲でも「川島、まだイケる」といった高評価を与えられることになった。

 現役時代、今回の川島のようなチョンボをしてしまったことは一度や二度ではない。ミスを犯した瞬間、ポーカーフェースを装いながら「やっちまった!ヤバイ! 何とかしなきゃ!」と動揺したものである。

 ところが川島は、そんなネガティブな思いをおくびにも出さずにピンチを招いても慌てず、騒がず、平常心を保って見事なセービングを見せた。

 私が森保監督だったら川島に対する評価をより高め、2020年東京五輪代表のオーバーエイジ枠(←そういえば川島の名前は永嗣=エイジではないか!)の有力候補として考えたいと思う。やはりGKに求められる要素に「ツキを持っている」がある。前半23分と25分のチョンボが失点につながっていたら――。

「川島はトップレベルにはない」と判断されて日本代表はもちろんのこと、移籍先としてJクラブからの引き合いもなくなっていたことだろう。

 川島、恐るべし。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 2

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  3. 3

    山本由伸の敵は身内ドジャースのヘッポコ捕手陣 自動投球判定システム「セルフチャレンジ」のススメ

  4. 4

    京都小6男児遺棄事件は急転直下! 父親逮捕で残る数々の「謎」…犯行動機は? 隠蔽工作も稚拙

  5. 5

    松本人志の地上波本格復帰を誘発? 消息不明だった板東英二が高須克弥氏のインスタに登場の意味深

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 10

    田中将大 好調のウラに“病気”の克服…昨季との「決定的な違い」を元巨人投手コーチが解説