著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

U-23アジア選手権惨敗 日本代表に感じた試合前の“軽さ”

公開日: 更新日:

 ホストカントリーのタイはグループAに、日本はグループBに入り、両グループはバンコク市内のナショナルスタジアムであるラジャマンガラ・スタジアムと郊外にあるタマサート大学をメインにした学園都市にあるタマサート・スタジアムが試合会場となった。

 繁華街にあるラジャマンガラ・スタジアムは、日本では考えられないことだが、コンコースや階段ならどこでも喫煙OK。愛煙家にとっては楽園のようなスタジアムだ。

 ところが、タマサート・スタジアムは喫煙はNGだし、しかもペットボトルの水もコップに入れ替えないとスタンドに持ち込みは不可だった。

 さらにスタジアム近くのショッピングセンター内のセブンイレブン、日本系レストランやよい軒では、アルコールの販売も禁止されていた。

 その理由は<大学生の街だから>。日本なら大学生=飲めや歌えやの大宴会のイメージだが、バンコクでは事情がまったく違うといったところ。

 森保ジャパンは、タマサート・スタジアムで2試合を戦ったが、サウジ戦の試合前に日本のサポーターが、ゲーフラ(ゲート・フラッグの略。旗の左右両端に棒を1本ずつ差し込み、両手で旗を広げながら高く掲げて使用する。掲げた形状が<門>に見えることからゲート・フラッグと命名された)を持ち込もうとしたら、スタジアムの警備員から取り上げられそうになったという。

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