組織委・森会長にも2年は酷か 東京五輪の気になる延期時期

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■選手村マンション引き渡しは23年3月から

 1年先の夏から秋にかけては、以下のようにスポーツのビッグイベントが目白押しだ。

 6月サッカー欧州選手権
 7月世界水泳(福岡)
 8月世界陸上(米国)
 9月女子ラグビーW杯(ニュージーランド)
 10月世界体操(デンマーク)

 2月に北京冬季五輪が開催される2022年なら、夏に大きなスポーツイベントはない。それが「2年延期説」の大きな根拠になっている。

「しかし、2年先というのはあまりに遠い話です」と、組織委員会の関係者がこう語る。

「一部には森会長の体を心配する声が出ている。2002年に前立腺がんを手術した森会長は、15年には肺がんの手術も受けた。その後再発し、抗がん剤の副作用で体調を崩した。免疫療法薬のオプジーボを投与してとりあえず元気になったが、今年の7月で83歳です。奥さまには『いつ死んでもいいように覚悟はできている』と言っているそうですが、がんの再発に不安を抱えている。この2、3年でめっきり体力は衰え、声も通らなくなっています。不謹慎ですが、2年延期なら開幕式に出られるかどうか。森会長はどうしても東京五輪を成功させてあの世に行きたいと漏らしているそうです。2年は遠いですよ」

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