DeNA借金11…三浦監督もう使えない「助っ人不在」の言い訳

公開日: 更新日:

「助っ人案件」は解決したはずだが……。

 リーグ最下位に低迷するDeNA。開幕6連敗と出はなをくじかれ、16日現在借金11。首位の阪神とは10.5ゲーム差がついている。苦戦の一因はコロナ禍によって外国人選手の来日が遅れたこと。ビザの発給が凍結され、育成を含む10人全員が来日できないまま開幕を迎えた。外国人選手が一人も来日できずにシーズンを迎えたのは12球団でDeNAだけ。助っ人への依存度が高いチームには致命傷となった。

 フロントの失態も大きい一方、何が起こるか分からないコロナ禍の中で「助っ人ありき」で考えていた三浦監督の責任も無視できない。

 西武の辻監督はキャンプイン前の今年1月時点で、「(助っ人は)開幕には間に合わないと思ってやった方がいい」と覚悟を口にしていた。実際に開幕戦は日本人選手だけでスタメンを組み、勝利を手にした。

 同じ頃、三浦監督は「最悪の場合はそういう事態もあるかもしれないが、何とか間に合ってくれるだろうと考えています」と楽観視。2カ月後、その「最悪」が訪れることになる。すでに助っ人は合流。16日の巨人戦ではソト、オースティンがスタメン出場したものの、0―7と惨敗である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々