U23がイラク撃破で8大会連続五輪出場決定! 攻守に見違えた大岩ジャパンに何があったのか

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FC東京コンビり荒木&松木を初めてスタメン同時起用

 勝てばパリ行き決定となる大一番で、大岩監督は大きな決断を下した。

 アンカーMF藤田の前にMF松木玖生(21)と荒木のFC東京コンビを並べ、この3人が<逆三角形>を形成して好連係を展開。ドリブラーの左MF平河悠(23=町田)とレフティーの右MF山田楓喜(22=東京V)に1トップFW細谷を加えた攻撃系選手が、本領を発揮しながらイラクを攻め立てた。

「荒木は22年3月のドバイ杯決勝のサウジアラビア戦を最後に五輪代表から外れていたが、(鹿島から今季)期限付き移籍したFC東京での好調さを評価され、3月の親善試合マリ戦で2年ぶりに代表復帰。FC東京では松木と良質のコンビプレーを披露していました。荒木自身は今季序盤6試合5得点と絶好調を維持しながらカタール入り。かねて<荒木と松木を一緒にプレーさせるべし>と主張してきたが、大岩監督は五輪出場のかかった大一番のイラク戦に荒木と松木をスタメンとして初めて同時起用した。これまで大岩監督が2人を同時先発させることを我慢し、<隠し玉>として満を持して準決勝に先発させたとするならば、勝負師としても高く評価したいと思います」(前出の六川氏)

 決勝の相手は、インドネシアを退けて初の五輪出場を決めたウズベキスタン。キックオフは、日本時間5月3日の深夜0時30分である──。

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