著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

イニエスタの引退試合を取材しながら2010年南アW杯決勝の値千金ゴールが蘇った

公開日: 更新日:

 もうひとつ、サッカー界では「シニア」にカテゴライズされる40、50代の往年の名手たちが、フルに90分間プレーしたことにも驚かされた。

  ◇  ◇  ◇

 東京都を含めて全国的に40歳以上からの「シニアリーグ」というカテゴリーがある。

 O(オーバー)40(40歳以上)、O50、O60は30分ハーフ、O70からは25分ハーフ、そしてO75とO80は20分ハーフという試合時間になっている。もちろん体力面を配慮してのこと、だ。

 これまで日本代表戦の取材で海外に赴き、現地のサッカー協会の職員やメディア関係者のチームと日本のメディアチームとの親善マッチで何度かプレーさせてもらった。

 対戦相手に「20分ハーフで試合を回して本数を多くしたい」と言うと怪訝な顔をして「サッカーは45分ハーフの計90分でやるのが常識だろ」といぶかられたものである。

 いや、それはそうなんだけど、あくまで親善試合なんだから……とは言わなかった。

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