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森本潔元プロ野球選手

1942年、愛媛県出身。立教大を中退し、三協精機を経て63年に阪急ブレーブスに入団。5番打者として長く活躍し、オールスターにも選ばれた67年は球団史上初のリーグ優勝に貢献。巨人との日本シリーズでは首位打者に輝き、ベストナインも受賞した。77年から中日に移籍し、79年に引退。引退後は評論家活動や、会社経営などを行った。通算1450試合、1122安打、146本塁打、572打点、打率.248。

現役時代から遊び人で酒と女が好き。ゴーイングマイウエイ。猫と同じよ。好きなように生きる

公開日: 更新日:

 現役最後の3年間は中日ドラゴンズでプレーし、引退後は90年代前半までは解説者として活躍していたが、その後メディアから忽然と姿を消した。

「記録よりも記憶に残る選手」と言うが、このまま語り部がいなくなれば記録という空疎な数字だけで片付けられてしまう--。そんな使命感に突き動かされ、筆者は2013年、独自に森本の消息を突き止めた。

 以後、すでに12年の歳月が流れたが、今回、念願かなって森本から貴重な回想をようやく聞くことができたのは望外の喜びだった。

 本稿では数々の謎と伝説に彩られた野球人・森本潔の実像を解明していきたい。

「俺みたいな現役が終わって何十年も経った選手の話でいいの?」

 開口一番、森本は言った。

「伝説と言っても、俺の場合、悪いほうの伝説もあるから(笑)。まあ自慢できることはそんなにない。この歳(83)になったらもう恥も外聞もないからね。洗いざらい話すよ」


「はっきり言って現役のときは、遊び人であるし、女が好きだし、酒が好きだし、好きなことをやっていたからね。ゴーイングマイウエイ。猫と同じよ。好きなように生きる」

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