「ノーバント宣言反故」の直後に大事件…伊原監督にメンツを潰され、抑えきれない怒りが湧いた
それ以来、バントのシチュエーションで俺に打席が回ってくると、代打を出されてその代打にバントさせていた。終盤戦なら分かるが、2打席目や3打席目でもやっていたから、「それならスタメンで出さなきゃいいのに」とさえ思った。
キャンプで共にバント練習を免除されていた谷佳知も同様の仕打ちを受け、怒っていた。ただ、佳知はバントをわざと失敗し、2ストライクにしてベンチのサインを「打て」に変えさせる。そしてヒットを打っちゃう。三振して代えられる俺と佳知の差、ココにありという感じだった。
そして、バントの一件から間もない4月末、伊原監督と再び衝突することになる。このとき、4月27日から西武との3連戦がナゴヤドームで組まれていた。名古屋は地元であり、プロ入りから16年間在籍した古巣の本拠地。春季キャンプの時点で、俺は伊原監督に何度もこうお願いしていた。
「名古屋(開催)の試合だけは絶対にスタメンで使ってください。そこにかけていますから」
初戦は「7番・DH」でスタメン出場。試合は負けたものの3打数2安打と結果を残した。


















