青木瀬令奈ちゃんは「敵にしたら一番イヤ」なタイプ 正確かつ堅実で難コースほど彼女向き
2人は芹澤信雄プロに教えを請う同門です。藤田さんは100ヤード以内とパッティングが生命線。宮本さんは国内18勝の兄弟子の小技をそう言って絶賛していました。
僕がバッグを担いだ女子プロで小技上手といえば青木瀬令奈ちゃん。153センチと小柄で飛距離は出ないものの、とにかく曲がらない。長いパー4もグリーン近くまでは持っていき、右か左か、外してはいけない方は頭に入っているので大きなミスはせず、「寄せワン」でしっかりパーを取る。
昨年のスタッツを見たら平均パット数は3位(28.6436)。リカバリー率12位(65.4321%)。平均飛距離は222.76ヤード(90位)でも、60台のラウンドが29(10位)もあるのは納得です。
実は今年のVポイントで優勝するのは瀬令奈ちゃんかもしれないと思っていました。結果は11位タイでしたが、パット巧者ですから硬くて速いグリーンは好きだろうし、グリーンを外しても芝の状態がいいから、アプローチはイメージ通りのキャリーやランが出る。藤田さんと同じく感情を表に出さないし、自分のゴルフに徹して無理はしない。厳しいコースは彼女向きとの印象が強い。キャディーをしている選手が優勝を争っているとき、相手がこんなタイプだと一番嫌ですね。
一昨年のエビアン選手権に勝った古江彩佳ちゃんや昨年の全英女子を制した山下美夢有ちゃんも、小柄ですがショットメーカーでパットがうまい。飛距離が出なくても勝てる選手の共通点は、「己を知っている」ということだと思います。



















