「真犯人」翔田寛著

公開日: 更新日:

 東名高速道路の裾野バス停近くで、高齢の男の刺殺死体が発見された。被害者の須藤勲の身元調査で、40年前の誘拐事件が浮上する。離婚した妻が引き取った須藤の息子、守が転居したばかりの三島の家から誘拐され、死体が23日後に多摩川で発見されたのだ。そして、裾野バス停は当時、守の身代金受け取りに指定された場所だった。未解決となった事件は時効寸前に再捜査が行われたが、不幸な結果を引き起こし、特別捜査班は解散に追い込まれた。しかし、被疑者のひとりでもあった須藤の殺害で、事件は再び動きだす。

 かつて特別捜査班の一員だった刑事の鋭い目が犯人を追いつめる誘拐ミステリー。(小学館 1600円+税)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  2. 2

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

  3. 3

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  4. 4

    青学大の4年間は「ひたすら駅伝を目指す」だけじゃない 今夏は初の海外合宿に踏み切った

  5. 5

    巨人・阿部前監督が球団復帰へ着々 「辞任4カ月での出戻り」は毒になるか、薬になるか

  1. 6

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  2. 7

    元関脇嘉風・中村親方〈1〉なぜ「朝稽古をしない」のか? 角界の常識から“あえて外れる”部屋づくり

  3. 8

    桑田真澄氏の発言が波紋 巨人の内部事情暴露のやけっぱち…来季監督の芽は完全消滅か

  4. 9

    六代目との抗争終結で勝ちどきをあげているのは絆會

  5. 10

    コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐