「愛蔵版モリー先生との火曜日」ミッチ・アルボム著 別宮貞徳訳

公開日: 更新日:

 ミッチは1979年、大学を卒業し、大好きなモリー・シュワルツ教授に別れを告げた。モリーは1994年に医師から筋萎縮性側索硬化症であると告げられた。やがて車の運転も散歩もできなくなったが、モリーは最後のクラスの講義を続ける。モリーに注目した「ナイトライン」のスタッフが取材にきた。

 1000マイル離れた地で、ミッチはテレビから「モリー・シュワルツとは誰でしょう」という声が流れてくるのを聞いた。火曜日にモリーの自宅で講義を受けるようになったミッチに、モリーは「人生でいちばん大切なことは愛を表に出す方法を学ぶことだ」と教えた。

 心に残る恩師の教えを伝える一冊。(NHK出版 1800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 2

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 3

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  4. 4

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  5. 5

    "家族総出"で話題の長渕剛「桜島ライブ」延期と引退報道…ファンからは《あの問題説明して》と懇願

  1. 6

    KAT-TUN亀梨和也に田中みな実と結婚報道…それでも「退所の必要なし」! 既婚アイドルは珍しくない時代に

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    生島ヒロシ降板騒動は起こるべくして起きた!コンプラ違反が当たり前…大物司会者のヤバイ言動の数々

  4. 9

    生島ヒロシが“一発アウト”なら「パーソナリティー一斉退場」の声も…“不適切画像”送信降板とTBSラジオの現状

  5. 10

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題