「iレイチェル」 キャス・ハンター著 芹澤恵訳

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 研究機関に勤務する工学博士のレイチェルが、早逝した母親と同じ脳動脈瘤の破裂で急逝する。葬儀の日、夫エイダンの前にレイチェルの共同研究者だったルークが現れる。ルークは故人からエイダン宛てのメッセージを預かっているので後日、研究室まで来てほしいという。

 数日後、研究室を訪ねたエイダンを、ルークは厳重に鍵をかけた収納室に案内する。そこにはレイチェルとうり二つのアンドロイドがいた。エイダンを認めたアンドロイドは、レイチェルが生前に録音していたメッセージを再生する。人間に共感するロボットを目指していたレイチェルは、研究を完成させるため、そのアンドロイドとしばらく一緒に暮らしてほしいと遺言を残していた。

 残された者とAIとの愛を描く家族小説。

(小学館 1100円+税)

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