「iレイチェル」 キャス・ハンター著 芹澤恵訳

公開日: 更新日:

 研究機関に勤務する工学博士のレイチェルが、早逝した母親と同じ脳動脈瘤の破裂で急逝する。葬儀の日、夫エイダンの前にレイチェルの共同研究者だったルークが現れる。ルークは故人からエイダン宛てのメッセージを預かっているので後日、研究室まで来てほしいという。

 数日後、研究室を訪ねたエイダンを、ルークは厳重に鍵をかけた収納室に案内する。そこにはレイチェルとうり二つのアンドロイドがいた。エイダンを認めたアンドロイドは、レイチェルが生前に録音していたメッセージを再生する。人間に共感するロボットを目指していたレイチェルは、研究を完成させるため、そのアンドロイドとしばらく一緒に暮らしてほしいと遺言を残していた。

 残された者とAIとの愛を描く家族小説。

(小学館 1100円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった