電話でも大丈夫! 老親の病気を見抜く会話術10項目

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(7)脈拍が正常かどうか
 心臓突然死や脳梗塞は、心臓が不規則に動く心房細動が原因になるケースが多い。手首に指をあてて自分で測ってもらい、1分間に60~90回なら問題ない。日常生活で動悸や息切れがないかも聞いておく。

(8)健康診断を受けているかどうか
 1年に1回、肺、胃のレントゲン検査を受けているかどうかをたずねる。肺がんが進行すると、咳(せき)が長引いたり、血痰(けつたん)が出たり、胸の痛みといった症状が出るが、その時点では遅いケースが多い。肺と胃の検査はできるだけ受けさせる。

(9)服用している処方薬を教えてもらう
 どんな持病があるか、リスクを抱えているかを把握できる。飲んでいる薬の説明が記載されている用紙をファクスしてもらえば、自分で調べられる。

(10)「サクラ、ネコ、電車」を覚えているか確認
「花の名前、動物、乗り物」など、ヒントを与えてもいい。2つ以上、思い出せれば問題なし。

 最初は手際よくいかないかもしれないが、これが親子で会話するきっかけになれば、自然と老親の健康を把握できるようになる。

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