「らくらく服薬ゼリー・使い切りスティックタイプ」

公開日: 更新日:

 ゼリー状のオブラートをご存じだろうか。薬がスムーズに飲めるという新アイテムだ。

 用意するのは大きめのスプーン。それにゼリーを少し出し、中央付近に薬をのせたら、さらにゼリーをかけて薬を覆う。あとは飲むだけ。ゼリーは細かく砕かれたレモン味でおいしい。つい咀嚼したくなるが、それをこらえて一度に飲み込む。少し苦労したが、水で飲むと喉の途中で薬が残るあの違和感が、これにはない。つるんとしたのど越しだけでなく、胃までの到達時間も実は水より早いという。

 味も見た目も食感もゼリー状の栄養補助食品と酷似しているが、薬の作用や溶け方に影響を与えない成分で作られている点が大きく異なる。ローカロリー、ノンシュガー、ノーアレルゲン、無果汁。糖尿病食事制限をしている人も使用できる。

 たかが薬だが、のどは小さな傷でも大きな疾患につながる恐れもあるので、特に高齢者には便利だ。

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?