【知覚過敏】歯磨きの方法を変えてみる

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「歯磨きの際は強くこすらないこと。歯肉との境目は、やさしくマッサージするように磨いてください。歯磨き粉は市販の知覚過敏用に替えるのも手です。薬効成分が歯髄神経の表面に薄いバリアーをつくり、刺激が通る細管の入り口をふさいで、外部からの刺激の伝達を防ぐ効果があるといわれています」

 歯のしみる症状は、歯科でのホワイトニングの治療中や治療後にも起こることがあるという。この場合、知覚過敏とは異なり、使用する薬剤が歯に浸透して、神経に炎症が生じて一時的に知覚過敏のような症状が出る。

「並行輸入の通販などでホワイトニングの薬剤を手に入れて、家庭で使う人がいますがお勧めできません。知覚過敏症状が繰り返されているうちに、歯髄炎を起こして神経を抜かなくてはいけない状態まで悪化させてしまうケースもあります」

 30~50代の頃に知覚過敏を経験しても、60代くらいになると症状が出にくくなる。長く刺激を受けている象牙細管は自然と細くなり、2次象牙質が作られるからだという。

「象牙質の硬さには個人差があり、その人に合った歯ブラシの毛の硬さやブラッシング圧が大切です。歯がしみるようなら、歯科できちんと診てもらってください」

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