“手荒れ”を軽視するべからず 痒みや湿疹には重大病が潜む
                        
「治療はステロイド外用薬とハンドクリーム。そして家事を少しの間は休む。治らないうちに台所用洗剤を使うと症状が再燃。こじらせてしまい、治るまで時間がかかる。ゴム手袋をしても、ゴムの刺激で症状がひどくなる人もいます」
 台所洗剤は薄めて使用するのが基本。商品によるが、手を荒らさない“適正量”は「水1リットルに対して0・75ミリリットル」など想像以上に少量。ボトルの裏面に小さく書いてあるので要チェックだ。
■赤いポツポツには梅毒の疑いも
【異汗性湿疹】
 金属アレルギーが原因で指や手のひらに小さな水疱が出ることがある。金属は、歯の詰め物の金属のほか、意外なところで食品にも含まれている。
 たとえばチョコレートにはニッケル、コバルト、クロム、マンガン、亜鉛が含まれている。
 コーヒーにはニッケル、コバルト、クロム、マンガン。こういった食事をたくさん取ることによって、血中の金属が汗の中に出やすくなる。
「食品から摂取した金属は汗と共に皮膚の表面に付着し、アレルギー症状として痒みなどを起こします。知らずに取っている人も少なくない。アレルギーを起こす金属を避けるしかない」
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                