3歳で脳性麻痺 ヴァイオリニスト式町水晶さん明かす“心の闇”

公開日: 更新日:

 小脳が普通の人の半分以下しかありません。でも、言語能力や記憶力は人並み以上に高いと言われました。2時間以上のコンサートでも楽譜は置きません。楽譜を見ちゃうとかえってダメなんです。2つのことが同時にできないので(笑い)。

 だからトークそのものは得意なのですが、「曲と曲の合間にトークをする」っていうのがボクにとっては結構大変で、脳のスイッチを切り替えないとできないんです。大げさにいうと人格が違う感じ。何げなくやっていますけど、実は訓練のたまものなのです。トークするボクのままでバイオリンは弾けません。

「小脳低形成による脳性麻痺」は、生まれつき脳からの信号がうまく筋肉に伝わらない病気です。

 ボクの場合は、特に下半身がひどくて、姿勢をキープしたり運動をコントロールしたりすることが難しく、中学まで校内では車いす生活でした。動けるけど危ないという理由で……。

 3歳の時にこの病気がわかり、喘息もあったので、いわゆる病弱な子供でした。

 4歳から療育医療センター(医療型障害児入所施設)に行き、足に装具を着けて車いすで過ごす中、リハビリとしてバイオリン教室に通い始めました。その前はピアノだったのですが、左右の力が均等じゃないことや体幹が傾いてしまうのでボクには不向きでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に