悪性リンパ腫と闘う垣原賢人さん「怖くて仕方がなかった」

公開日: 更新日:

 大学病院で採血とリンパ生検を受けました。その翌週に診断が確定するとのことで、妻と一緒に聞きにいったところ、医師から「悪性リンパ腫、いわば血液のがん」だと告げられたのです。しかも、「ステージ4で完治はなかなか見込めない」とも知らされました。

 ちょうどその半年ぐらい前に、高倉健さんが悪性リンパ腫で亡くなっていたので、「大変な病気にかかっちゃった」と思いました。

 すぐに入院となり早速、抗がん剤治療を始めました。

「濾胞性リンパ腫」という年単位でゆっくり進行するタイプで、しつこくて再発率が高く、なかなか完治は見込めないといった話をあらためて説明されました。

 ですから、入院生活は先が見えない、えたいの知れない“恐怖”との闘いでした。とにかく怖くて仕方がなかった。周りのベッドで寝ている他の患者さんがカーテン越しにのたうち回っていたり、いつの間にかいなくなったりすることもありました。

 夜、寝付くこともできなくて、看護師さんに睡眠導入剤を勧められたこともあります。明るい未来が見えず、目をつぶって寝てしまえば、もう二度と起きられないのではないかという不安にも襲われました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道