悪性リンパ腫と闘う垣原賢人さん「怖くて仕方がなかった」

公開日: 更新日:

 良いのか悪いのか、今はネット社会で病気についていろいろと調べられますよね? 

 自分も必死に検索したのですが、どれだけ調べても心が重くなるばかり……余計に考え込んでしまいました。このままではしんどくなる一方だから、もう調べるのはきっぱりやめて医師を信頼してすべて任せようと決めたのです。

 それでも、抗がん剤の副作用にはいろいろと悩まされました。女性と違って身なりに関してはどうでもよかったですし、もともと髪の毛もないので気にはなりませんでした(笑い)。

 ただ、“下の毛”も抜けるという体験をして、かなり驚きました。

 それに、抗がん剤治療中は免疫力が低下するのです。菌やウイルスなどをもらって、体調を崩すわけにはいきません。1クール目を終えたところで退院し、それ以降は通院していたので、やむなく電車に乗らなければならない時は、人混みで緊張しました。厳重にマスクを着用して、手洗いやうがいも欠かさず入念に対策しました。

■細胞の一つ一つが限界を超えた気がした

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢