専門家が解説「運動で痩せること」の難しさと正しい考え方

公開日: 更新日:

 それでも運動で筋肉がつけば基礎代謝がアップし、結果的に痩せるのではないか? そう考える人もいるかもしれない。

「実際はかなり難しいと言わざるを得ません」

 基礎代謝とは肺、心臓、血管、脳、神経などの生理機能や熱産生、排泄を営むのに必要な最小限のエネルギー量。一般的には筋肉1キロ当たりの基礎代謝量は13キロカロリーといわれる。

「仮に、ダイエット脂肪が3キロ減り、新たに1キロの筋肉がついたとしましょう。脂肪1キロの消費カロリーは4・5キロカロリーだから3キロ減で約13・5キロカロリーが失われることになります。一方で、増えた1キロの筋肉の基礎代謝量は13キロカロリーですから、差し引き0・5キロカロリーのマイナスです。体重が2キロ減り、筋肉量が1キロ増えても実質基礎代謝量は減る計算です」

 そもそも、筋肉をつけるのは簡単なことではない。

「筋肉には体全体を覆う骨格筋、心臓を動かす心筋、血管や内臓を覆う平滑筋の3種類があります。このうち運動で鍛えられるのは体重の約40%を占める骨格筋です。筋肉を構成する筋線維には瞬発力に優れた速筋線維と持久力に優れた遅筋線維があり、手っ取り早く筋肉を増やすには速筋線維を鍛える必要があります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  2. 2

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  2. 7

    これが高市“ウソつき”首相の正体 世間はウソを望む。だから権力者はウソを利用する

  3. 8

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  4. 9

    旧宮家の"養子案"に向かう高市内閣と世論が求める「愛子天皇待望論」

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…