その時が来たと手術を決断…島津悦子さん語る変形性股関節症

公開日: 更新日:

 2週間の入院でしたが、ちょうど真ん中あたりで外出届を出して、宮城県仙台市のステージにも立ちました。

 いつもなら着付けも髪のセットもすべて自分でやるのですが、この日ばかりはヘアメークさんにお願いして、ステージ上では固定した車いすに膝裏をぴったりつけて、立って歌いました。着物を着て立っているだけでしんどくて、手術でどれだけ体力が奪われるのかを実感しました。

■靴下がはけるだけでこんなにうれしいんだ

 まだ退院して3カ月足らずですが、杖を突かずに歩けるようになりました。リハビリに行くたびに新たなストレッチを教えてもらい自宅でも励んでいます。移動が長くて座りっぱなしだったりすると腰痛になったりしますが、今のところは順調な回復です。

 昔の人工股関節は耐用年数が15年ぐらいだったといいますが、今は材質や加工技術が改良されて半永久とはいえないまでも相当長く使えそうです。一番やってはいけないことは「転倒」です。もしも転んで股関節が外れたら数人で引っ張ってはめ直すそうで、激痛が伴うそうですよ。それから女性がよくする“横座り”がダメ。正座はいいのですが、股関節が内側に入る姿勢はいけないのだそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か