脊柱菅狭窄症<3>体重16kg減 便座から立てなくなり手術決意

公開日: 更新日:

 10年に及ぶ長期間、腰周辺の激痛に耐えてきた「一般社団法人・日本ビジュアル著作権協会」(東京・飯田橋)の曽我陽三理事長(70)は、マッサージ店や整体治療院に通院していた。保存療法だ。

 しかし、継続するあまりの痛みに、骨にひびが入っているか骨折でもしているかと疑った。

 学生時代、空手部に所属し、地獄のような特訓を重ねた。卒業後も黒帯を締めて、50歳ぐらいまで後輩指導に当たっていた。

 腰痛は、若い時代、こうした無理な運動を続けてきたことが要因と自らを納得させていた。

 そしてついに我慢の限界がやってきた。一昨年、会社から近い都内の総合病院を訪ねた。

 問診に始まりMRIなどの検査を受けると、担当医師は、背骨の画像を見せながら、「痛みの原因は『脊柱管狭窄症』です。『すべり症』(背骨の変形)もあります。根治治療は手術しかありませんね」と言う。

 背骨がS字のように曲がっている画像に驚く。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択