新型コロナは「第2のエイズウイルス」なのか 衝撃の論文が

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「これは衝撃的な内容です。すでに今年2月に中国の免疫研究の研究者が高齢者や集中治療室が必要な重症の新型コロナウイルスの患者でT細胞(リンパ球)の数が大幅に減少していることを報告しています。重症化すると殺菌作用のある好中球が増えてリンパ球が減ることは世界中の患者で確認されています」

 中国では新型コロナウイルス感染症で亡くなった20人以上の遺体を解剖して、ウイルスの感染により免疫組織が完全に破壊されていたことが確認されたという報道もあるらしい。

「もちろん、重症になる主たる原因は免疫反応の暴走であるサイトカインストーム(インターロイキン6などのサイトカインが大量に放出され、強い炎症が起こる)に間違いありません。ただ、リンパ球減少の原因のひとつにウイルスのリンパ球への感染による可能性が出てきたということです」

 この仕組みのナゾを解くカギはウイルスの突起を形成しているスパイクタンパク質(Sタンパク質)かもしれない。感染先の細胞表面にある受容体と結合してウイルス外膜と細胞膜の融合を媒介する役割がある。ほんの少しこの構成を変えるだけで働きが大きく変わることが知られている。

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