繰り返す気管支炎、肺炎、中耳炎…「原発性免疫不全症」かもしれない

公開日: 更新日:

 東京都では4月1日から「拡大新生児スクリーニング検査」が開始された。日本では公費で20の病気に対して「新生児スクリーニング検査」が行われているが、対象外の7つの病気に対して、有料でスクリーニング検査が行われる。そのうちの1つが、原発免疫不全症(PID)だ。

 免疫機能に異常があるのが「PID」だ。詳しくは後述するが、PIDを疑うキーワードとして、「繰り返す気管支炎、肺炎、中耳炎」が挙げられる。

 多くは先天性なので、新生児のスクリーニングで発見することが望ましい。しかし東京都では始まったばかりであり、スクリーニングの対象としていない自治体もある。

「認知度が低く、診断が難しい。診断がつかないまま現在に至る成人患者さんも少なくない」

 こう指摘するのは、患者会「NPO法人PIDつばさの会」代表医療顧問で、東京医科歯科大学大学院小児地域成育医療学講座の金兼弘和教授。調査では成人患者が3割となっているが、「実際は5割くらいいるのでは」と話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 4

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  5. 5

    ベネズエラの剛腕マチャドが今オフ、オリックスとの契約満了で日米争奪戦に発展か

  1. 6

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  2. 7

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」

  5. 10

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も