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清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

夜、眠るときに必ず夢を見るのは「脳が完全に休めていない」ことの表れ

公開日: 更新日:

 私が多くの頭痛患者さんを診療して感じることですが、頭痛持ちの人は熱中症になりやすい人が多い。脳や神経細胞は高熱に弱いのです。彼女もおそらく熱中症から高熱を出し、脳が刺激されひどい片頭痛につながったのではないでしょうか。

 なお、熱中症になった際に行ってほしいのは、体の外側ではなく内側を冷やすこと。とにかく冷たい氷水をたくさん飲む。

 胃には毛細血管がたくさんあるので、胃を冷やすことで血液が冷え、毛細血管を通して脳に運ばれる血液も冷えるのです。ちょうど車のラジエーターのような役割をしているのです。結果的に熱中症による脳の熱も冷やしてくれるので、症状が早めに改善します。

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