過敏性腸症候群でもう悩まない(1)下痢や便秘を繰り返し不安障害を併発しやすい

公開日: 更新日:

「真面目で仕事熱心であったり、他人からの評価が気になって何か問題が生じても誰かに相談できないなど、ストレスを一人でため込みやすい人に発症しやすい傾向があります。また、仕事や日常生活などあらゆる出来事に対して過度に不安を感じる『不安障害』は、IBSと同様に環境的なストレスや不安が発症のトリガーになるため、両者を併発しているケースもよく見られます」

 IBSの治療は、服薬治療が基本となる。消化器内科や心療内科で処方される薬の種類に違いはないが、ストレスや不安など発症の原因そのものに対して治療を望む場合にはメンタルクリニックの受診が好ましいという。

 次回は、IBSの具体的な治療の流れについて紹介する。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった