過敏性腸症候群でもう悩まない(1)下痢や便秘を繰り返し不安障害を併発しやすい

公開日: 更新日:

「真面目で仕事熱心であったり、他人からの評価が気になって何か問題が生じても誰かに相談できないなど、ストレスを一人でため込みやすい人に発症しやすい傾向があります。また、仕事や日常生活などあらゆる出来事に対して過度に不安を感じる『不安障害』は、IBSと同様に環境的なストレスや不安が発症のトリガーになるため、両者を併発しているケースもよく見られます」

 IBSの治療は、服薬治療が基本となる。消化器内科や心療内科で処方される薬の種類に違いはないが、ストレスや不安など発症の原因そのものに対して治療を望む場合にはメンタルクリニックの受診が好ましいという。

 次回は、IBSの具体的な治療の流れについて紹介する。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変