著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

視力がよく、目が健康な人ほど「緑内障」の発見が遅くなる

公開日: 更新日:

 たとえば近視の人や目にものもらいなどができやすい人、ドライアイの人などは眼科に来る頻度が高い。来院した患者さんには必ず眼圧や眼底の検査をしますので、緑内障の疑いがあれば早い段階で見つけられます。

 目に悩みがなくても、視力がいいと思っていても、緑内障のリスクが高くなる40代からは、年に一度眼科を受診することを強くお勧めします。

 なお、「緑内障の原因は加齢ですか」とよく聞かれますが、答えはほぼイエスだけれども、100%ではありません。

 もともとの目の構造上、眼圧に対して視神経が弱く、若くても緑内障が始まっている人もいるからです。

 とはいえ、視神経や目の組織は若い世代ほど強いもの。年を重ねると、当然それらが弱くなっていく。そうすると内圧に耐えられなくなり、視神経に傷がついて緑内障を発症する人が多くなります。つまり、年齢を重ねると発症するリスクが上がるということです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情