(3)糖質だらけのおせち料理や飲み物にどう向き合うか?

公開日: 更新日:

 おせち料理を楽しむ際には、「いつ、なにを食べるか」を意識することも重要だという。

「甘みの強い黒豆や栗きんとんは、朝や昼のエネルギー補給に適しています。一方、夜に食べる場合は少量にとどめ、野菜などと一緒に摂ることで血糖値の上昇を緩やかにすることができます。また、お正月の間に体重が増えてしまう理由のひとつに、糖質過多があります。糖質の摂りすぎは血糖値の急激な変化を招き、疲労感や集中力の低下を引き起こします。この状態を『糖質疲労』ということがあります。いくら朝と昼に食べて良いといえども、食べ過ぎに気をつけることが大切。大皿料理を小皿に取り分けながら食べるのではなく、1回分の喫食量を盛り付けてしまった後に召し上がるのも、食べ過ぎ防止のコツになります」

 糖質が急に吸収されないよう、食べ合わせなどにも気を配りたい。

「例えば、餅を食べる際には一度にたくさん食べず、野菜たっぷりの汁物と組み合わせてバランスを取るのがおすすめです。また、おせち料理を食べるときは、砂糖の量を控えた自家製のものを取り入れたり、市販の糖質カットのおせち料理を利用するのもひとつの方法です。大切なのは、何をどれだけ、そしていつ食べるかを意識することです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”