(2)狭心症の原因は不明…10年ごとに冠動脈CT検査を

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 胃がんなら胃カメラ、冠動脈なら冠動脈CTです。胃カメラは毎年受けることが推奨されますが、冠動脈CT検査は40歳、50歳、60歳の、10年ごとに受けて「病変の兆候」のあるなしや程度をつかまえればその後を予測できます。この検査で兆候が全くないなら、この病気におびえる必要は全くありません。

 ちなみに検査の画像は説明を受けるとき、必ず写メで撮って自分で保存しておきましょう。人口減少のご時世、これから病院もどんどんつぶれてなくなりますから。

(南渕明宏/昭和大教授)

【連載】心臓外科医が教える患者のための基礎知識

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