(4)リスクは「ある」「なし」でなく「量」で考える…いい加減な情報にだまされない

公開日: 更新日:

 添加物にまつわる話題のひとつに「市販のパンはなぜカビないのか?」という言説がある。安全な食品を意識している人の多くが「市販のパンは添加物が入っていてカビすら生えないほど添加物まみれなのだろう」「いいパンはすぐにカビるのが当たり前」などのイメージしやすい考えに流されてしまっている。

 しかし近年の大手メーカーが作っている食パンには、保存料は添加されていないが賞味期限が切れる頃まで常温で放置してもカビなど生えることはない。

「人気のお店や家庭で作られた手作りパンは確かに数日でカビが生えますが、それは単に製造過程が清潔であるかないかの違いです。しっかりした工場で作られるパンは、ほぼ無菌的と言ってよいほどの環境で作られています。製造後、無菌的にパックすれば味は別として1カ月たってもカビは生えません」

 ちなみに、高級パンがカビると「もったいない」とその部分だけを取り除いて食べる人がいるが、やめた方が安全だ。肉眼で小さなカビが認められたときに顕微鏡で見ると、パン全体にカビが広がっているという。カビの中には、有害なマイコトキシンと呼ばれる肝障害やがんを引き起こす化合物を生成するものもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深