「排泄」をしっかりコントロールするためにはトレーニングが有効

公開日: 更新日:

 尿失禁対策には会陰部の括約筋を鍛えるための「骨盤底筋体操」が良いとされています。あおむけに寝て足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立てます。その姿勢のまま5秒ほど肛門、尿道、膣をじわじわ引き上げる感じで締めた後、ゆっくり力を緩めます。この動作を1分間のサイクルで10回繰り返します。

 こうした括約筋トレーニングは、寝た姿勢、座った姿勢、立った姿勢をはじめ、さまざまな方法がありますから、自分の体力や生活パターンに合ったものを日常生活に取り入れるといいでしょう。

■日常生活に組み込む

 私が外来で診ている1人暮らししている高齢の男性患者さんは、食事の際にお総菜や冷凍食品を電子レンジで温めるとき、3分でも5分でも、待っている間はスクワットをして下半身の筋肉を鍛えているそうです。日常生活の中に上手にトレーニングを組み込んでいる好例といえるでしょう。

 今後、ますます超高齢化が進む日本では、排泄トラブルは大きな社会問題になる可能性があります。その対策のひとつとして、市中のトレーニングジムや運動施設のプログラムに、先ほど触れたような高齢者向けの排泄系トラブルを予防・改善するトレーニングを組み込む方法も良いかもしれません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」