コロナ今年最多の患者数…流行株「ニンバス」知っておきたい症状と対策

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「これに対し、ニンバスを含むオミクロン株の主な症状は、喉の痛み、咳、発熱です。感染力は強いといわれていますが、比較的軽症。症状がなく、感染に気づいていない方も多いのではないでしょうか。味覚症状や嗅覚症状も、あまり耳にしません」

 大谷院長が強調するのは「コロナは呼吸器感染症。若い方では風邪症状だが、高齢者では危険を伴う感染症」ということだ。風邪は一般的に軽症で大騒ぎする病気ではないが、「高齢」「基礎疾患あり」「疲労などで免疫力低下」といった条件が重なれば、重症化する恐れがある。

 対策としては、この5年間やってきたことを続けるまでだ。つまり、屋内の人混みや、換気が不十分な空間ではマスクをつける。部屋の窓を時々開け、換気を行う。指先、手首までの手洗いを心掛ける。感染しても重症化しないように、食生活や睡眠に気をつけ、免疫力アップを心掛ける。

■もしかして?と思ったら

 もし、喉の痛み、咳、発熱と症状が出て、コロナかどうか気になるようなら?

「コロナウイルスの抗原検査キットがドラッグストアで購入できます。陽性という判定が出ても、風邪とほぼ変わらぬ症状であれば、自宅で安静にして過ごしてください。同居家族がいる場合は、うつさないように距離を十分に置くようにしてください」

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