コロナ今年最多の患者数…流行株「ニンバス」知っておきたい症状と対策

公開日: 更新日:

「これに対し、ニンバスを含むオミクロン株の主な症状は、喉の痛み、咳、発熱です。感染力は強いといわれていますが、比較的軽症。症状がなく、感染に気づいていない方も多いのではないでしょうか。味覚症状や嗅覚症状も、あまり耳にしません」

 大谷院長が強調するのは「コロナは呼吸器感染症。若い方では風邪症状だが、高齢者では危険を伴う感染症」ということだ。風邪は一般的に軽症で大騒ぎする病気ではないが、「高齢」「基礎疾患あり」「疲労などで免疫力低下」といった条件が重なれば、重症化する恐れがある。

 対策としては、この5年間やってきたことを続けるまでだ。つまり、屋内の人混みや、換気が不十分な空間ではマスクをつける。部屋の窓を時々開け、換気を行う。指先、手首までの手洗いを心掛ける。感染しても重症化しないように、食生活や睡眠に気をつけ、免疫力アップを心掛ける。

■もしかして?と思ったら

 もし、喉の痛み、咳、発熱と症状が出て、コロナかどうか気になるようなら?

「コロナウイルスの抗原検査キットがドラッグストアで購入できます。陽性という判定が出ても、風邪とほぼ変わらぬ症状であれば、自宅で安静にして過ごしてください。同居家族がいる場合は、うつさないように距離を十分に置くようにしてください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗