ぐっすり眠りたければ寝室のエアコン設定を25度超にしてはいけない

公開日: 更新日:

■寒ければパジャマや布団で調整

 しかし、筋肉量の少ない人がこの温度で眠ると「寒くて眠れない」となりがち。

 設定温度を上げるのではなく、長袖長ズボンのパジャマを着用して眠るようにしたい。

「25度以下に冷房を設定し、寒ければパジャマで調節して布団をしっかりと掛けて眠ってください。タオルケットではなく、冬に使うような厚めの掛け布団がいいでしょう。毛布でもいい。それでも寒さを感じる人は、遠赤外線効果のある下着やリカバリーウエアを着用してもいいですよ」

 実際に眠った時間の割合を示す指標として、「睡眠効率」がある。

 これは【実際に眠っていた時間】÷【ベッドに入っていた時間】×100で求められる。

「中途覚醒が多いということは、布団に入っているのに眠れていない時間が増えるということ。つまり睡眠効率が悪くなるのです。海外の人は男女共に筋肉量が多く、体と脳の快適温度が一致しているんですね。ところが筋肉量が少ない日本人は、3度以上の乖離があるのです。体にとっての快適温度を基準に、眠る際の冷房の設定温度を決めると、睡眠効率の悪さを招いてしまいます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  2. 2

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  3. 3

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  4. 4

    82歳で死去の橋幸夫さんが日刊ゲンダイに語っていた「佐川急便事件」と「統一教会」のバッシング報道

  5. 5

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  1. 6

    御三家の生き残り舟木一夫の“傷だらけの人生”と、兄貴分だった故・橋幸夫さんも太鼓判のサバイバル術

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋