高齢者はガムを噛め? 健康寿命を延ばし認知や身体機能にも好影響

公開日: 更新日:

 オーラルフレイルの人は、2年後のフレイル・サルコペニアのリスクが2倍以上であり、4年後の要介護死亡リスクが2倍以上であることも報告されている。口腔機能のトレーニングとしてガム噛み習慣の健康効果は明らかだ。噛む力が強いと嚥下反射(無意識に食べ物が気管に入らないようにする力)が強くなるなどガムを噛むメリットは大きい。

■重度の歯周病の人は要注意

 一方で、ガムを噛みすぎることによるデメリットも存在する。

「ガムを噛んでも歯同士の接触はほとんどないため噛むことによる歯の摩耗はほとんど起こりません。ただし、硬い食べ物を食べたときに痛みがあったり、歯ブラシで歯ぐきから出血するような重度の歯周病の人はとくに注意が必要です。歯を支える歯槽骨が歯周病菌によってダメージを受けていて、ガムを噛むことによってそのたびに歯が動いてしまう恐れがあります。歯周病の歯が動くと、歯周病菌を歯肉の奥まで進行させて歯茎の炎症を増悪させたりします」

 歯周病は日本人の成人の8割が罹患している国民病。40歳以上の人に多く、男性よりも女性の方がかかりやすいことが知られている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?