ここで肝心なのは、かかりやすさは体質だけで決まらないということです。栄養や睡眠、過去の肺炎経験、持病の管理など、日常の健康状態が影響している点は、自身で改善できる部分でもあります。薬剤師として接する患者さんに対しても、「血糖値が高いときは流行期には特に注意」「睡眠不足の日が続いているときは感染対策を徹底する」などといった具体的な助言にもつなげられるでしょう。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種が基本ですが、ワクチンだけで十分に防げない人がいるのも事実です。季節性の流行を乗り越えるには、免疫を支える生活習慣の見直しも一緒に考えていきたいものです。