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荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

眼瞼下垂症の切らない治療(3)「アップニーク」は必ず眼科で相談を

公開日: 更新日:

 では、どんな人が急性閉塞隅角緑内障発作のリスクが高いのか。人の眼球の中には水分の流れる道(隅角)というものがあり、それが狭い人です。散瞳が引き金となって眼圧が急上昇し、急性閉塞隅角緑内障発作を起こすのです。発症すると、耐えられないほどの強い目の痛みや激しい頭痛、吐き気、さらに視力が急に低下するなどの症状が現れます。

 そんな事態が起こらないように、アップニークを希望する患者さんが来たら、まずはしっかりと診察し、隅角が狭くなっていないかを確認します。これは眼科医にしかできません。

 美容外科でどういった検査をしているのか--。私にはわかりませんが、目の専門でなければ、副作用を予測するための検査機器も眼科のように揃っていないのではないでしょうか。

 3回にわたりアップニークについてお話ししてきましたが、最後にもうひとつ。アップニークは1回使い切りの目薬です。封を開けたものを「もったいないから」と半分残して2回にわけて使用する、など自己流の使い方はやめましょう。

【連載】一生見える目をつくる

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