松尾雄治さん(3)「勉強なんかするな」「運動だけやってろ」「五感を磨け」のユニーク教育
──松尾さんならではの動物的勘だと思いますが、そもそもラグビーを始めたキッカケを教えてください。
「父親・雄の影響です。生まれたころから家にはラグビーボールしかありませんでした」
──お父さまもラグビー選手?
「成城尋常科(現成城学園高)、立大でラグビーをやっていました。成城大のラグビー部の監督をしていた時期もあります。とにかく、変わった親父で、『勉強するな』『運動だけやっておけ』と言うんです」
──それはなぜですか?
「勉強すると野生の勘が鈍るというんです。勉強すると運動能力が落ちるとも言っていました。『野良犬は車にひかれない』とも。理屈で信号が青なら渡れると思って注意を怠ると信号を無視して突っ込んできた車をよけきれない。そのとき、相手に文句を言ってもケガしたら終わりだ。理屈じゃなくて五感で動け、と言われましたね」
──お父さまはどんなお仕事をされていたんですか?


















