松尾雄治さん(3)「勉強なんかするな」「運動だけやってろ」「五感を磨け」のユニーク教育
「3輪自動車一台で、運送会社を興したんです。トーリクという会社で、親父が一代で大きくした。相当数のトラックを持つようになりました。引退後、僕も一時そこの社長をやりましたが、親父の決断で、今は一族全員が経営から一切、身を引いています」
──実際、勉強しなかったんですか?
「はい。小さい時に亀を飼っていて、溺れて死なせちゃったんです。そうやって触れたり体験して学ぶ。教科書じゃないんです。それ以外は運動ばかりしてました」
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松尾さんの壮絶なケガとの闘いを聞いて、驚きました。なぜ、そこまでしてラグビーをやるのか、できるのか。もちろん会社に言われて、ということもあるでしょうが、それだけではありません。松尾さんは「満身創痍でもラグビーをすることが楽しかった」とおっしゃっていました。それも、日本一ラグビー愛が強い釜石市民に応援されて、仲間とやるラグビー、仲間と優勝を目指すラグビーが「楽しかった」とおっしゃっていました。ラグビーはボクシングやゴルフと違って、一人ではできません。自分はパスを出すだけだと。


















