著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

頻発する下痢や便秘は「大腸がん」のサイン? ドイツ6.5万人調査

公開日: 更新日:

 その結果、大腸がんの診断6カ月前において、便秘の記録が少なくとも1回あった人では、そうでない人に比べて、大腸がんとの関連性が3.23倍、統計学的にも有意に高いことが示されました。下痢についても同様に3.37倍、統計学的にも有意に高いことが示されました。

 ただし、大腸がんの診断から1年以上前の便秘や下痢については、統計学的に有意な関連性を認めませんでした。論文著者らは「排便習慣の変化は、大腸がんを引き起こす危険因子というより、診断前に現れる初期兆候かもしれない」と結論しています。

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